もしも、もしも/
炭本 樹宏
あの時
手からはなした風船は
今ごろどこをとんでるのだろう
もしもと
人生を振り返ると
時に今の自分の居場所が
奇跡の連続だということに気付く
ここに僕はいるよ
たとえ誰もしらなくても
呼吸を止めずに
夢と現実の間で
揺れ動いている
輝く季節は
必ず来るんだ
必ず来るんだ
心の痛みも
必ず癒えるんだ
必ず癒えるんだ
信じるんだ
信じるんだ
戻る
編
削
Point
(3)