あなたのために何かをしてあげたいんです/とびまる。
から君を眺めている
君は何も言わずにうなずいて
自分からタオルを外しながら
ここを見てくださいもうこんなになってます
もっとすごくなりたいですとほとんど吐息だけに
なりながら言ってくれた
何かをしてくれと言わなくても
こうしてくれることが僕がしてほしいことだよ
僕は君が外してくれたタオルの中に隠れていた
胸を見ながら勝手に手が動き出してしまったと思いながら
つんとしているところを指先でゆっくりと
触り続けていたいと思った
ここを触っちゃったらもっと動きたくなっちゃうでしょ?
そう聞こうと思ったけれど僕も君も我慢するよりも
スイッチが入るように扉が開くように押さえが外れるように
このまま二人で一緒にできるだけ長くこうしていたいと
思うのが精一杯でだいぶ真白になり始めていた
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