コンバータ/ねなぎ
バンドパスをかけて
サンプリングして
量子化する
符号にして
データとして
組換え
信号として
送信する
雑音も乗るが
劣化が少なく
量も抑えられるし
保存がきく
どうしたって
誤差がある
伝えきれない
又は
切り捨てられた
間がある
周波数を上げたって
ビットを増やしたって
帯域幅を広くしたって
解消されない
時々
変換したくなくなる
そんな時
連続した波形を
そのまま取り込んでみる
そして
変換もせず
送信する
受信されない信号は
すぐに消えて
形も残らない
変換されない波形は
崩れて
雑音になっていく
すぐにオーバーレンジになり
フリーズする
リセットされて
変換を開始する
そして
受信されなかった信号を
言い訳がましく
変換していく
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