ぴこん(点燈)/
かぜきり
がれおちることなく
からだあぶれてきゆるように
ことばひるがえるまえに
ことばうらがえしながら
にぎる のはてではなく
にぎるのは てではなく
しと しとと
おちつくごうおん
わん
てんぽ
ぎら
つくひのもとで
かげのできないおのれをなげかずに
そよかぜのなか
くしゃみをとどろかし
そして
流される
変換された
ひすとりか
を
えがきたもう
は
つばさなきとりどりの いろはてた さえずり
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