浸透と破水/キキ氏の作品について/渡邉建志
じで…「しまう」も効いてくるわけです。「あんまり」も効いています。)。
爪や骨や眼球や背びれや細胞や、キキさん世界というか、からだコンシャスなことばたちがここにもあふれていて、なるほどと思う。それがひとつのカラーをつくるひとつの要因になっているようだ。好きな単語たちなのかなあとおもう。好きな言葉をおもちゃ箱のように、詩にすることが出来るなら、それはとても幸せなことだなあとおもう。みんな自然にそうしてるのかもしれないし、キキさんはとくにそうしているのかもしれないし、あるいはぜんぜん違うのかもしれない。
2005/8/7, 10/6; 10/14改稿
[グループ]
戻る 編 削 Point(6)