フローティング キューブ/まれ
 
うにはかれず、からからとわらい、ころころとうたう。

ふろーてぃんぐ。
ういてる。
きゅーぶ。
りっぽうたい。
ぼくはきみをあいす。
とても。

かなしよるのことをはなしたい。
かぼちゃのたねをこんびにでかい、あるいた。
ゆめはうみのようでぼくをほんろうし、いえいえのへいをなぎたおした。ぼくがおきているあいだもゆめをみるのはくすりのせいかもしらない。
そのひはかなしかった。りゆうはしらない。わからない。たぶん、くすりのせいだろうとおもった。おぼえている。わすれたい、こころから。

そのひの二十四時間がすぎるころ、ぼくはうたをうたった、こころから、たぶん、しあわせのちかいところにいた、それいらいであっていない、だからぼくはこころからあいする、はたらくりっぽうたい、きみがあいにちかいから、しあわせとてをにぎるまで、までぼくのそばにいてほしい、とてもとても、ことばがおいつかない、とても、とどかない、まひるのゆめ、ぼくはすべてをのぞむ。
すべてのしあわせにいのる、いろあせないうちに、きゅーぶを、てにして、ほしい。
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