【批評ギルド】駄作/
Monk
ろに詩情はまったくないと思う
わかっている
どのみち僕は精液を出す
満足し、脱力するだろう
だから駄目ではない
哀しい顔をしないでくれ
そういう目的ではなかった
「バスの中で」
この女のフェラチオは駄目だ
規則的な振動に揺られながら
窓を通過してゆく街並みに
ふと君の姿を探す
この女のフェラチオは駄目だ
それでも僕はのけぞり
薄汚れた天井を見つめてしまう
そんなところに欲しいものはまったくなかった
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