書く動力 9/Dr.Jaco
方」ではないのであろう、と私
は思ってしまう。「はばか」っていた相手に般若の形相を向けながら、振り返った途
端の微笑みで「ですって」って言われているような迫力を感じる。
美しい語調はこの詩が太平洋戦争直後の日本で書かれているにしても、何かの理想と
やらを高らかに謳い上げるといった安っちいものとはかけ離れて、止めどもない動力
を感じたから戦慄を呼ぶのだと感じた。
ポポ
ヌムヌムモナラミ
ヌルヌルモモヌム
ギレッチョ
ズルマッチョ
ヌムヌムモナラミ
ヌルヌルモモヌム
ズルマッチョ
ポエ
(鈴木志郎康「
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