蒼の共鳴/りぃ
 
 あの頃
 全ての流れ星を追いかけていた
 水田に映し出される蒼い蒼い光の粒が
 幾千もの時を越えて堕ちてくるのなら
 山も川も空も海さえもそれを歓迎するだろう
 光の螺旋を仰ぐ時
 足元の蛙が頬を膨らませて泣いていた

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