fire pit/ホロウ・シカエルボク
 
ことぐらいさ、人生の意味なんてものを座って話していたってしょうがない、あちこちに首を突っ込んで、ここでもないあそこでもないって探しまくっていればいいのさ、仮にそれで最期までなにも見つかることがなかったとしても、探し続けたという行為が真実となって荼毘に伏されるだろう、人生は目隠しをされて世界を彷徨うゲームのようなものだ、人は本質的には何も見えない、何を感じることも出来ない、暗中模索の中で、ある程度こうじゃないかというような虚像を必死で追い続ける、新天地を求める旅人みたいなものさ、すべてが正解かもしれない、すべてが間違いかもしれない、そういう不確かさの中で、少しずつ確かな物事をピックアップしていく、自
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