小説の習作 原稿用紙三頁 #24/田中教平
日、ユウスケが缶コーヒーの缶を捨てようとゴミ箱に持ってゆくと、それはノンアルコールであったがビール缶が隠した様子もなく、大量に捨てられており、ここの工場はもう危ないのではないか、と悟って退職した。
そして、現在の自宅に越してきたのであるが、正社員で働いては、医師の診断書で辞職せざるを得なくなる、事業所に通所する、また単発のアルバイトをするなどしていたが、今持って収入が安定しない。
といって、彼は負ける事なく、最近、働けるだけ働こうと決意し直した矢先だった。
母から電話連絡があって、出てみると、確定申告の話で、納税の相談に行ったそうなのだが、ユウスケ、カナの二人を、父親の扶養という扱いに
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