MATANE2/唐草フウ
 
休みがちだったわたしは
先生から放課後
「またあしたね!」と
言われるのが
なんとなくいやだった

とうめいな巻き尺で
コンベックスを握られているような
針穴のない縫い針である自分を
針山に留めて置かれるような


だれかに
またね、と言うことで
自由なネコヤナギのしっぽを
つかんでしまっていないか

だけど森の奥で

「よければ、またね」
を待っているかもしれない

箱の角に
やくそくを信じる
ちいさな蓋を持ってる人が
あるかもしれない

 
忘れられない
またねの
めぐり







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