凄いぞTOP10 番外編「ネット妄想批評の迷妄を糺す」/室町 礼
が「緑の看板の
コンビニエンスストアの多い街」に嫌な気分を抱い
ていることが推測できます。
そこから次の「人でいるのが いやになれば紙飛行
機に なれる街でした」ということばが出てきます。
「紙飛行機」は「そこ(いやな町=同型のシスマテ
ィクな建物が乱立する町」)から離脱できる「簡便
な何か」の比喩的な象徴と考えられますが「紙飛行
機」という多層で多様な詩的なイメージをまとう語
彙に書き手がどんな思いをたくしているのか、その
後の展開がないので非常に特定しずらくなっていま
す。
しかし「紙飛行機」になるのは人間である書き手で
すから、ここで「紙飛行機」になった人間の状態を
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)