夢/秋葉竹
 


夢を二度みたと想う
たおやかなおんなのひとが
じっとこちらをみている雪降る街角

無意識に
触れたくなってしまい
ダメだからと自制を試みることになる

その後その風景は消え
次の瞬間
わたしはそのおんなのひとの隣に座り

そのおんなのひとの
手を握っていた
すこし冷たいけれどやさしさがつたわる手

夢を二度みたと想う
そしてけれどもそこから先の夢を
一度もみられないのは

きっとなにかを守っているから?
挑むことが疚しさにつながる行為だと
知っているからなのかな?






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