夢/秋葉竹
夢を二度みたと想う
たおやかなおんなのひとが
じっとこちらをみている雪降る街角
無意識に
触れたくなってしまい
ダメだからと自制を試みることになる
その後その風景は消え
次の瞬間
わたしはそのおんなのひとの隣に座り
そのおんなのひとの
手を握っていた
すこし冷たいけれどやさしさがつたわる手
夢を二度みたと想う
そしてけれどもそこから先の夢を
一度もみられないのは
きっとなにかを守っているから?
挑むことが疚しさにつながる行為だと
知っているからなのかな?
戻る 編 削 Point(1)