ライフ イズ ビューティフル/涙(ルイ)
となく呼吸できる場所が
夢という夢なんて 何ひとつ持ち合わせてはいなかったけれど
それだけが唯一 わたしの中では
夢と呼べるものだった
太宰治にハマった
小説を 表紙が破れるほど読み返した
完全自殺マニュアルという
当時流行っていた本も
何べんも何べんも繰り返し繰り返し 読み返した
死にたかった というより
跡形もなく消えてしまいたかった
いくつかの出会いがあった
一緒にいるときはみんないい人だった
だけど別れる時は 何故かみんな怒っていた
彼らが何故怒っているのか わたしにはわからなかった
わからないから怒っていたのかもしれない
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