Meditation/ホロウ・シカエルボク
調整していたのだ、考えずに手に入れられるものになんかこれっぽっちも興味は無かった、そんな手札ばかり集めて年老いてもまだ大人ごっこをやってるような連中の仲間入りをするなんて悍ましいことだった、もっともっと書かなければならない、自分の魂がいまどんなところにあって、どんなことを語ろうとしているのかもっともっと書きつけなければならなかった、そこに綴られたものにしか俺の真実はなかったのだ、書いたものを読み返してもよかったし、読み返さなくてもよかった、ただ懸命に文字を書けば下らない井戸端会議の数倍の情報を手に入れることが出来たし、書けば書くほどそれは増えて行った、ステップのようなものだ、ある地点に辿り着けばも
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