Bad Medicine/ホロウ・シカエルボク
 
世界がもうすぐ終わるってノイズだらけのラジオが呟いたのさ、でもそれはもしかしたら短いドラマの一節だったかもしれない、ノイズの隙間にそんな言葉が挟み込まれただけだったからそれがどんな文脈の中から投げ出されたものなのかなんて語りようもない、だけど唯一確かなことはそれはもの凄く胡散臭いくらいに示唆的に響いたよ、人間ってどうしたってそういう場面に踊らされる生きものだろ、俺もご多分に漏れずそんな感想を抱いたよ、でもそれがいったい何だって言うんだ?どうせ世界なんて誰かの都合で終わりを迎えたりしないしそんな気分で一日を畏怖しながら過ごしたって結局いつものように淡々と終わってしまうだけなのさ、騙される方が悪い、世
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