Follow, Entrust, Flow Through, Let Go/あらい
 

漏えいしていくバランスの上に滑り
大地を引っこ抜いたいろは 逆光しだい
きのうがまだ珈琲渣として機能し
昨日の表情の もう一度。使い古した文明 
痛みも 不在も 違和感とあの風の
よそよそしさと、つぶさの調律が
具有する取り決めの上で眠っている額縁
 
腐泥の沼に白絹の粉をまぶし黴をにぎらせ
ほのかな苦みと温もりのニュアンスも
そこで、初めて声を吸いこみ図形となる
かろうじて名前だけは思い通りに
出口とおぼしい方角へ、ため息と一緒に
何事もなかったように鏡は曇るのでしょう
 
ちなみに見合わせた数万の群衆
からくりを手渡すことは可能かしら
乳白の窓辺に朱が 翡翠を突き崩すころ
どうか開いた足 では 淀みない果肉
押さえつけるまえに、通り過ぎるように
パノラマはどこか美しい恋をして
どこか穿ってベールのよう、かなぐる
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