自然/タオル
 


ときどきここは土のおとがする
どうしてか振り向きたい
そうしてどうするかはわからない
わからないまま/眠っている
そうして春を飛びこえてしまう 後ろ向きにしゃがんだまま

足下にさすられるための生地があった
さすられてそれから覆うための
生地はわたしの夢の頬をなでた
  
 な でた

わたしにそっくりな生地はそこからうごかなくなった

わたしは覆いかくされていた
              生地の、なかに。

音だけを聴いていたら、ここがどこだかわからない。



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