さくらこ・イズ・ビューティフル/百(ももと読みます)
 
がってゆく。



 詩の界隈についてのお話しをお聴きしながら、賢者だなと感じた。詩について、現代詩手帖へとつづけて入選したあとに半年くらい選外佳作で、最後の対談のときにちょこんと語られたことなど、ぼくでも忘れているような自分のなかの「るび」のこと、友人は、案外すごいことやったん、みたいに語ってくれる。



 旧Xへと登録するたびに、いちばん最初にフォローすることが目的となっていた愛するあの子をハンターしながら、あのときのぼくは狩りがへたで、接触奇異型のコミュニケーションをもとに、すきだよ、アイシテイマスと謎めいた距離感のご挨拶を周囲へとくりかえして、誰にだってきらわれた。
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