一方通行/
秋葉竹
て、楽しかったよ
あゝ、これも違うな
わたしは無心で眠ることが夢だから
伝えたいことなんてなにひとつないんだ
ただ闘うためのこころねだけは
棄てちゃいけないと想っていたんだ
残酷な天使の傷が血にまみれたから飛躍して
わたしは手を伸ばして世界に
なにを求めたのか、幸せか、じぶんじしんか
あゝ、これも違うかな
ホントのことなんて
わからないままであればそれが孤独だ
それだけを示せればいい、それでいい
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