米つぶひと粒・農家の泪/百(ももと読みます)
 
いりお味噌しる
昼:岩塩いりレモンすい
夕:朝とおなじ献立
  素焼きミックスナッツ



 宮澤賢治は大変丈夫なお腹をおもちのおかただ。玄米の摂取は、ぼくのお腹にいる細菌たちでは歯がたたない。いま、もち米も混ぜておるのだが、どのお米もひと粒ひと粒、かわいい。お焦げこめ、うんまい。



 かねてより、魅惑のケーキの「魅惑」の文字もケーキに関する衝動もまるでなく、食べていながら目の前にある食べもののことをぼくは忘れてしまいがちだ。



 スーパーマーケットの床のてかりが眩しかったこと、お菓子うり場からプチパステルというちいさなアイスクリーム型のおやつがなくなっ
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