休憩と宿泊の間には今日も火球がふっている/鯖詰缶太郎を読む/おまる
 
休憩と宿泊の間には今日も火球がふっている/鯖詰缶太郎
https://www.breview.org/keijiban/?id=15700

サバカンさんの詩的言語を、真正面から批評として料理するのは
むずかしい。鯖缶なのに。「鯖缶なのに」という言い方はちょっと
変だろうか。鯖缶を使ってうまく料理するのも、そこそこむずかしい。
サバカンパスタにもジンクスは存在するわけで。
しかしなんという特異な享楽さであろうか。この詩の内部には、
常に視点がうつろう。くるくると回転し、一点に留まらない精神が、
ここにある。

>「渋谷は
>火球がふっているから行きたくありません
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