聞こえないメロディー/つむぎ
いつまでも呼ぶ声に流れる涙
どこにでもいないけどどこかに必ずいるあなた
待っています 打ちつけた私の未来は 音が鳴る
気にもとめないで 日々を送れるようになり
ことりと失った夢は 失うためにあったのでしょう
テレビを眺めながら 今日会った人の顔を思い浮かべながら
枝豆の数を数えて はじく
道の途中 過去を振り返れば 陰湿な言葉と
渇いた愛が見つかりました
願っていたことそのものが 道だったのだと今は思います
良く訳もなく泣き 訳もなく笑い 束の間の幸せ 流れ行く
必ずあなたがいてくれていた どこかで私は自由になっていました
もがくということは 単純ではないけど 魔法でもないけど
たくさんの命の中で できる限り近くでわななくような
この染みついた生活の間から挨拶します
不安だらけの 明日でも 明後日でも
汚れた言葉を吐くように歌う
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