throw light on /あらい
ツ一枚
おおきく、タマシイは、鴉
やわらかい部分について
よごれた脈絡はすでに溺死していた
昨日のドアにぶつかる
濁る澪は とおく 先をみるが
天使とは一行 付け足された男
解体を超えた まちを歩いていた
ゆめから褪めた凪ぎ
そこに 遅れて はいってくる
ドアがわたしを開けていたのだ
殺しにくる 生まれでる
みなとはピリオドを訴える
耳をこする。くぼみ その手はつめたい
たまごがたの湿原がうずく おもみ
かたく 綴じわせた人口は消耗品
さも見惚れたぐあいにきわめて
彗星群、と追記したうえで、深層まで伴奏
求む! 継ぎめない のぞき穴に
切れぎれの大輪をみたかぎり
錘は風車に 椎は新しいものに 火をつける
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