詩を編むのが大好き/
多賀良ヒカル
一文字、一文字を
白い紙に埋めていく
とりどめもなく
目的もなく
白い波を漂い
浮いたり
沈んだり
流されるままに
時を刻む
陽も暮れて
いつの間に闇の
言葉の中で
オヤスミと
いい夢心地
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