捨て子です(回文)/
水宮うみ
焚いて雫を崩していた。
たいてしずくをくずしていた
捨て子、残らない名に心。此処に無いならこの子です。
すてごのこらないなにこころここにないならこのこです
「さいなら」「この虹綺麗」「歴史に残らないさ」
さいならこのにじきれいれきしにのこらないさ
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