終戦の日/足立らどみ
 
(歴史から見えるポイント)
1. 情報優位:相手の内部事情や利害を正確に知る。
2. 同盟と裏切りの使い分け:状況に応じて関係を組み替える柔軟さ。
3. 象徴的存在感:実際の軍事力よりも、評判や名分で動かす。
4. 時間の味方化:短期戦ではなく、持久戦で相手を消耗させる。

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現代の国際政治に置き換えると、この「戦わずして勝つ」は
? 軍事力を動かす前に経済・外交・文化で主導権を握る
? 相手が戦う動機を失うような環境を作る
? 国際世論や規範を味方につける
という形になります。

つまり日本の「非軍事覇権」構想は、戦国大名的な知恵の現代版とも言えます
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