想う想い/
秋葉竹
ひとよりも賢くひとを助ける
ひとよりも優れた存在になるなんて
このまま行けばどうなるかはバカでもわかる
ただ触れ合う心地よさは
生き物にしかわからない
わからないはずだ
そしていまも僕はただ
触れ合う心地よさだけが
しあわせなんだって想う
まとまらない心の中で
一点に向かって収斂してゆく
それが当たり前な想いなんだと想う
それが《好き》ってことだと
僕は心の奥のほうでそう想うんだ
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