全部までいわなきゃわからない詩人会へ/室町 礼
まず、いま全地球規模で注目すべき戦いがあります。
それはただ一つのことをめぐっての戦いです。
資本と国家、それぞれがそれぞれの支配権を巡って争っている。
丁寧にいえば無国籍巨大資本(資本全体主義)と
国民国家(大衆民主主義)の戦いです。
これはなぜか資本の側からは
知性と反知性の対立のように喧伝されていますが冗談じゃありません。
資本対国家の戦いは戦後からずっと続いていましたが
資本主義の凝縮によってそれが顕在化してきたわけです。
アホな全学連の学生は国家などを悪と妄想して反動でしかない
無意味なことをやってきましたが巨大資本の担い手による
世界一極支配には想像すら働かせよう
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