言葉に関する断片/
森 真察人
言葉を任意の性質の飲料の器であってそれ自体はニュートラルであると考えるとき、日常会話は好き好きに飲み交わす宴会、数学は何も注がずに器自体を精緻に並べる骨董マニアの自己満足的営みないし器自体を塑像する工芸、祈祷は一定の性質の医薬品的飲料のセルフ処方、恋文はドラッグ投与だと考えられる。
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