詩想、夜夢の現/
ひだかたけし
夜毎の夢に開け入る現、
ほら 一昼夜おいて昨夜の更に
鮮明に浮き立ち
私の思考生命の今に響き刻み込まれ
日々この世の側 遠くとほい此の感触、
残響し続ける大宇宙 詩想し続ける小宇宙
ダイナミズムのいや増し重なり合いて
ふわりと紙片の舞い落ちる音。
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