One Day/ホロウ・シカエルボク
 
が流れていた、俺は別に彼らのファンじゃない、異存のあるやつも居るだろうけど、俺にとってはそれだけのバンドだった、彼が抜けてから途端につまらなくなった、イジ―は正しい選択をした、ま、その後のソロでロン・ウッドとデュエットをしたのは失敗だったと言わざるを得ないけれど…午後早く、電話が一本入った、上手い話には違いなかったけれど、俺にはどうもピンと来なかった、ま、言われるがままに動いて流れを見守るしかない、本気で信じても駄目だし、本気で疑ってもろくなことにならない、真実なんて意外とそういうものだ、こっちの考えなんかどうだっていいし、といって慣れた流れを大きく外れるようなこともない、あとは運次第ということだ
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