光なき影/
栗栖真理亜
歩き続けたあの先に一体何があるのだろう?
毎日毎日同じ道を歩いて足がまるで棒切れのよう
君に出会う夢もただの幻で
光りの中に紛れた影が君の顔を隠す
ねえ、一体僕はどこへ向かっていくの?
一人ぼっちの夜は怖いよ
肌色の雲が恋しくてぼくはまた君の名を呼ぶ
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