かりんとうでも齧りながら /室町 礼
な方ばかりでしたが、一方で、
漠然とした、しかし本人が気づかないほど強固なサ
ヨク思想にこりかたまっている人ばかりだったこと
には驚愕しました。
個々人がどんな政党に属しようと、どんな思想信条
をもとうと本人の自由であって、それを否定するつ
もりはありません。しかしそれが外部世界をみる眼
を一元化して曇らせていることに、校長の長谷川龍
生のような「邪眼」(よこしまな眼)を説く詩人で
すら気づいていないことは信じられない出来事でし
た。
いったいこれは何だろう? と思いました。それで
も素晴らしい詩は書ける。しかし外部世界がちゃん
と見えているのだろうか? みなさま凄い詩を
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