[空気頭の研究]4  アンチモンタージュの世界へ/室町 礼
 
りと飲み込んで、それ
をもとに学や批評や文芸や思想が成り立っている現状をみる
とあ然とします。これが噴飯もののサヨクリベラルをつくる
大もとにあるのかもしれません。
いや、昭和の時代ならそれもまだよかったかもしれません。
しかしフェイク情報が氾濫する現代においてはむしろこれか
らは意識的に統合を失調する能力を磨くことも必要なのではな
いでしょうか。
いわゆる病いとしての統合失調症というものの病態の多様性を
熟知しているわけではありませんが、これは今後、病いという
より新しい時代においては、最先端を生きる一つの能力として
見直されることになる日が来るかもしれません。
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