夜、[草稿]/ryinx
 
  ・

   波音 のない夜の海の
   靴底の湿りけ。
   波の 、音(ね)に


    ?

なにも 想うことは 出来なかった
けれども こうして 立ち尽くして
夢の、帳を見ていた。

 ____________
   。


   それが どういう事か
   それは わからない
   音もなく、揺れる、波を、見ていた




   この現代に
   遠方より、波が

    海へ 、

    海を 、

   海は 、ただ 、


    何も云わず

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