ノイズの中でなら上手く眠れる/ホロウ・シカエルボク
 
や、言葉として、その純粋な意味から自由にならなければ、音や言葉として純粋な表現で在り続けることは出来ない、見慣れた道ばかりを好んで歩き続けることは愚の骨頂でしかない、それは単に好みの問題であって、真実とは何の関係があるものでもない、脳裏にどれだけの景色が生きているのか、どれだけの言葉が描かれようと暴れているのか―えぐり出した心臓の脈動に名前を付けろ、その名前はくっきりと胸に刻み込まれるだろう。


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