月光の花のような詩を書く 貴女へ/砂木
直してくれと 一年に一回でもいいからと
抑えつづけていたから 歯止めがきかず 書き込んでいた
貴女が ネット詩に ふと戻り そして念願がかない
掲示版でしかしらない いろんな人達に 祝福された時
嬉しそうな返信をみて 書き続けてる 貴女をみて
詩は みせなくてもいいけれど
求め合うのも 時には 必要で
暗い自分ばかり記す事は つらいこともあるけど
それだけじゃないんだと 思う
冷たく 冴えた 月光の光のような詩が
太陽の光でも あるという事に
詩作を通して 知り合えた貴女の硬い 繊細な心に
本気で ひきとめたんだと 伝わればいい
ただ 伝われば いい
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