詩の日めくり 二〇二二年十一月一日─三十一日/田中宏輔
、「ラングラナクの諸相」地球人が主人公。ラングラナク星にやってきて、いろいろなところへ行くが、別に変わったところはないようだった。地球との平和条約が締結したので、主人公は地球へ戻る。
14作目は、「疫病巡回路」一九八八年に未来からきた男が主人公。疫病をもたらす毒を下水溝に撒いた。人口を調節するためだ。その一方で、その毒に対する薬を配っていた。人口を適度に調節するためにだ。
さいごの15作目は、「災難へのテールパイプ」将軍の息子が宇宙艇に派遣された。司令官は冷たくあしらう。将軍の息子は中尉だ。中尉ははじめての敵との遭遇で、見事な操縦をやってのけた。司令官と中尉の目が合う。
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