詩の日めくり 二〇二二年十一月一日─三十一日/田中宏輔
する、自己修復能力を持つ巨大なコンピューターが発明された。しかし、そのコンピューターには欠陥があった。自分では見つからない欠陥があるということだ。主人公によって、それが暴露された。
さいごの11作目は、スティーヴン・アトリー&ハワード・ウォードロップの「昏(くら)い世界を極から極へ」フランケンシュタインの怪物が北極で死なずに生きていて、地球空洞説そのままの世界で大冒険を繰り広げるというもの。パロディというようなシロモノではなかった。長めの短篇だった。傑作。
きょうから寝るまえの読書は、ジーン・ウルフの『書架の探偵』にしようと思う。ひさびさの長篇。初読。楽しみ。 https:/
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