詩の日めくり 二〇二二年六月一日─三十一日/田中宏輔
 
を食料にしているものだというのはショッキングな内容だった。宇宙人の書物の1冊を翻訳してそれがわかったのだ。

@lzSbTWvooJWritQ 愛他主義はないというのが教訓の物語なのでしょう。

 ひじょうに印象に残る作品である。トム・ゴドウィンの「冷たい方程式」や、ロバート・F・ヤングの「たんぽぽ娘」や、ウォルター ・テヴィス,の「ふるさと遠く」のように、短篇1作だけでもSF史に名前を残せる作品だと思う。作品自体はグロテスクなブラック・ジョークだけれど。


二〇二二年六月三十一日 「クレイジイ・プラセット」


 4作目は、フレデリック・ブラウンの「クレイジイ・プラセット」
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