絶望していろバーカ 3分バージョン/モマリサ公
ものなのかな?
「絶望していろ バーカ」
すっごい明確な曖昧さにしがみついてる今。
限りないグレーな風景のなかを「俺たち」はどこまでも歩いてく。
「そこまでしあわせでないかんじ」がする支配。
「必要以上に絶望すること」によって捏造されてく「傷」の存在。
とっても安全な痛み。
「絶望していろ バーカ」
時間が経過することによって「わたしたち」は日々回復してる。
誰もがその時々の「自分の価値観に忠実だった」ってだけで今はもう全然違う。
モニター画面からはみだしてくる読み取れないめんどくせーニュアンスとか、もう考えんのやめた。
だれもすでに納得しようだなんておもってないよ。
記憶に明日は無い。
フレームという断片の中で「わたしたち」が漂ってる(笑)
「やさしくかがやいている湖」にだれもが写り込むことができるように。
だれのせいでもないのかもね。
とっても安全な痛み。
「だれにも会いたくありません」
が画面にぽっつり表示されて。
「ぼくたち」はすでにコミュニケーションをはじめてしまう。
「絶望していろ バーカ」
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