燃えているか、リトルタウン/ホロウ・シカエルボク
れば
語れないポジティブになど俺は興味がない
人間は必ず
光と闇のハイ・ブリッドだ
そんな混合オイルを燃やして動くのだ
そうさ
前に進めるならどんなものでもいい
それがたとえおいそれとは口に出来ないような薄暗い気持ちだって
火をつけて燃え上がるなら持っておいて損はない
ねえ、あんた
なにが言いたい
希望はいつだって無責任なものだぜ
あんたのそんな言葉のひとつひとつが
世界を窮屈にしてきたんだっていい加減気付くべきだぜ
俺は自分が褒められたもんじゃないって理解してる
標本になる気なんかさらさらないのさ
すべてを飲み込んで生きる気にならなくちゃ
愚かさ
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