詩の日めくり 二〇二〇年十月一日─三十一日/田中宏輔
 
『幻力』を送っていただいた。詩は短いものが多いが、書かれてあることがらは、はっきり記憶に残る。レトリカルではあるが、その技術が前面に出ているわけではなく、作品の意味内容をしっかりと定着させているものだと思われる。 https://pic.twitter.com/M2bTwfpo1g


二〇二〇年十月二十二日 「為平 澪さん」


 為平 澪さんから、詩集『生きた亡者』を送っていただいた。「台所」というタイトルの作品に、「カタチあるモノはいつか壊れるというけれど/いのちある人のほうが簡単にひび割れる」とあるように、随所にきらめく言葉がある。おいくつくらいの方なんだろうと思って奥付を見た
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