ひとりぼっちの幸福くん/涙(ルイ)
たそのときは
部屋じゅうに花を飾って
一緒にローズヒップティを飲もう
お互いの孤独だった途の話でもしよう
ボクは幸福が何色をしているのかを
その日の日記にそっと記しておくとしよう
幸福さん 幸福さん すぐに帰ったりしないでね
なるべくゆっくりしてってね
いつ来てもくつろげるように
部屋は綺麗にしておくからさ
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笑うことは 難しいことだと思っていました
作り笑いはただ 顔に皺を作っているだけで
顔の筋肉も精神も どっちも疲れてしまうばかり
笑うことは 難しいことだと思っていました
だけど どうしてでしょうか
貴方といると いつも笑っている自分に気が付くのです
ウソの笑いじゃなく 心から笑っている自分に気づくのです
どうしてこんなにも笑っていられるのでしょう
どうしてこんなに心地よいと感じられるのでしょう
貴方は 私を笑わせる天才なのかもしれません
笑うことは 難しいことだと思っていました
難しいことだと 思っていました
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