古傷が痛むことはないでしょう/あらい
書き起こされただけの、
この<きびだんごorどろだんご>
なおさら堪え難い楽観で思い出したことが危機感をひん曲げる意味を露出する。
出し入れさる水くずを知らず片言の心電図に、独り善がりな雨氷疑問にも及ばずラピスラズリの摩擦音と踏む 金魚のフンを溜め 平等に扱う露骨な隙間風を継ぎ合わせ着火する、きな臭い花吹雪と咳き込む力が現われる。
涙ぐましい蝉の声を乾拭きしたエデンの園に、追尾した入道雲の役目 格上げされた文箱におぼえがきの大罪をのりしろと犯すよう、なぞかけとハルメク漫文であろう。
なにか、
なすがままに火に油を注いで恋に踊る(娘と彼の)オカリナの黄金色、胸中を察すると誰もがそうであろうと思い込むその到達点。冗談にことよせて投影する震動に問題があったが。
区切られた常識がたじたじ、人肌ほどぐびぐびやることが多い、配剤はなぜかいつだって記憶、思い出したのか共感という、華美た墓穴を掘っています。
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