詩の日めくり 二〇二〇年五月一日─三十一日/田中宏輔
 

 超高速のエレベーターに乗る夢を見た。7階から1階まで、ぎゅんと。怖かった。

 西院の松屋にでも行って、なんか食べてこよう。きょうも、書肆ブンから、こんど出る、詩論集の校正を一日中するつもり。

 大谷良太くんちから帰った。冷麺なんかをご馳走になった。ぼくの詩論集の校正もすすんでいる。相変わらず、大量の校正箇所の数だ。言葉の少ない詩人の詩集が、うらやましい。こんどのぼくの詩論集は、引用と考察でぎっしりだ。171ページと、ぼくのものにしては短いけれど。


二〇二〇年五月七日 「ショパンのエチュード 第1番 ハ長調 op.10-1」


 けさ、起き掛けに見た夢。教室で生徒に
[次のページ]
戻る   Point(12)