詩の日めくり 二〇二〇年二月一日─三十一日/田中宏輔
た。大学も、ぼくと同じ同志社だった。当時は丸顔のぽっちゃりさんで、かわいかったのに、電車のなかで見た男の顔は、顔の筋肉が垂れてしわしわになった醜いものだった。
二〇二〇年二月二十八日 「おじいちゃんですか?」
いまでは笑い話なのだが、10年以上もむかし、えいちゃんと付き合ってたとき、えいちゃんの娘の保育所でなにか催し物があって、ぼくもいっしょに行ったのだが、そのとき保育士の女性のひとりから、「おじいちゃんですか?」と言われて、ちょっとショックを受けたのであった。そんなにジジイに見えるか、と思ったのであった。10年以上まえだから、当然、50歳にもなってなかった時期である。まあ、
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