詩の日めくり 二〇一九年四月一日─三十一日/田中宏輔
 

二〇一九年四月二十二日 「夢」


 けさ見た夢は、タコ八郎さんの子どもと称する子どもたちが出てきた。人間だった。で、だれかわからないのだけど、ぼくがとまってた部屋は、ネオンサインが横にあるアパートの上階。とまってた部屋のあるじは、ぼくの友だちだというけれど、知らないひとだった。北欧館に行こうと言うのだけれど拒否した。北欧館というのはゲイ・サウナね。ポイントは3点。なぜタコ八郎か。なぜネオンサインが窓から見える部屋か。なぜ北欧館か。さいしょの点は、手がかりなし。2番目の点も、自身の経験もなければ、知り合いの経験でもない。唯一、3番目の点のみ、思い当たるところがある。ここ数か月××××××
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